代表挨拶




学習PROJECT代表の富岡隆(とみおかりゅう)です。
私は、大学受験指導を中心に教育の現場で教鞭を執って参りました。
長年の指導の中で、以下のことに突き当たりました。

・大人こそ中高の学び直しが必要ではないか
・自分が培ってきたものは、受験業界以外にも役立つのではないか
・地学を学びたくても学べない人が多くいるのではないか



こうした思いがあり、私は学び直しや地学教育普及の場として「学習PROJECT」を創設しました。
学習PROJECTは様々なPROJECTの集まりです。みなさんの人生をPRO(前に)JECT(投げる)ことを目標としています。


①「学び」は心を耕す。

私は「学び」の大きな目的を、「心を耕すこと」だと考えています。
学び直しでも受験でも資格取得でも、すべては「学び」であり心の涵養につながります。
世の中の道理を知ること、自分の外側の未知を知ること―これらは、自らの視野を広げ、冷静に物事を判断する知性的かつ理性的な存在へと自分を昇華させてくれます。

②オンライン授業の意義

学習PROJECTは、講義のすべてをオンラインで行ないます。
その理由は、社会人の多忙さや、地域格差の是正を考慮しているからです。

現在、多くの社会人が多量のタスクに忙殺されています。そのため、教室に足を運んだりするのは時間的にも体力的にも大変だと思います。そこで、自宅でリラックスしながら気軽に学べるオンライン環境が効果を発揮します。

また、近くに優秀な先生がいない、そもそも塾すら無いといった地域格差も依然として残っています。これこそまさにオンライン教育で大きく解消していけるものではないでしょうか。普段なら会うことが難しい、情報を持った先生に会うことができるのはまさにオンラインの力です。


③大人こそ学び直しを!

現在、社会人の学び直しが増えてきています。それは大変喜ばしいことですが、実際はまだまだ普及していないのが事実です。
大人になり、社会人経験を始め様々な経験を積んだからこそ、改めて「学び」に目を向けてもらいたいと考えています。子どもの頃とは全く違った角度で「学び」を捉えられるはずです。

特に社会に出ると、今までどれくらい物を知り、考えてきたかといった教養の差が歴然としてきます。無教養であることは、100歩譲って自分にとって良くても、あなたに関わる相手に良くないのです。対人関係で多くトラブルを抱える元ともなってしまうのです。社会では、あなたと一緒に働きたいかどうかを図る尺度に「教養」が使われます。

大人が学ぶことを楽しめる社会を作ることこそ、次の世代を担う子どもたちが学びを楽しめる場を作ることだと思っています。大人になっても学びは終わりません。むしろ、より楽しいものとして享受するものになるはずなのです。


④地学を学ぶということ

学習PROJECTでは「地学PROJECT」も動いています。なぜ、地学なのでしょうか。
実は、地学という科目は、名前こそ聞けど学んだことがない人が多い科目だからです。それでいて、「学びたい!」と思っている人も多い科目なのです。

また、日本は特に地学と切っても切れない関係にある国であることも理由です。多くの火山を要し、多くの地震とも隣り合わせなのは誰もが知るところでしょう。そうした国に住んでいる以上、自然の性質や防災についてきちんと考える必要があります。地学ではそうしたことも学ぶことができるのです。

残念なことに、地学はごく一部の人以外、生涯学ぶことのない科目になってしまっています。こんなに面白く、奥深い科目を学ばないのはもったいないことです。
一方で、地学を学べる場所がなかったことも従来の大きな課題です。学習PROJECTでは、地学の学び場を整え、提供いたします。